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人から好かれる心理学テクニック

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他人とのコミュニケーションは

人生で常についてまわる悩みの種です



ケンカやパワハラなどの

避けたいトラブルはもちろん



日常でも、人と上手く話せない

人から好かれる方法が分からないと



人付き合いに苦手意識を

持っている人は少なくないでしょう



そこで今回の記事では

人付き合いで使える

心理学のテクニックを

紹介しようと思います



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『どんな人が好かれるか』



人間は「個性的な人」に興味を持ち、

「自分と似た人」を好ましく思う傾向があります



この2つのバランスが良い相手を

私達は特に魅力的に感じるわけです



好感度の高い芸能人も

見た目は個性的なのに

人柄は庶民的だったりしますよね



特に、自分と似てるか

つまり共感出来るかは

好かれる以前の、信用の段階でも重要で



初対面では、個性的であることよりも

「共感できること」が求められます



最初から好かれる為に

自分の凄いところをアピールする人は

多いですが



信頼を得るまでは、それは「逆効果」です



まずは相手と自分の共通点を見つけて

相手に心を開いてもらってから

自分の個性を見せていくと

良い関係を築けるでしょう



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『信頼を得る技術、ペーシング』



カウンセラーなどが使っているテクニックに

「ペーシング」というものがあります



ペーシングは、簡単に説明すると

相手の感情や言葉を真似て

相手に心を開いてもらう技術です



具体的には

ミラーリング

「マッチング」

「バックトラッキング

があります



ミラーリング」は

相手の仕草や表情を真似することです



悲しい顔で話してれば

自分も悲しい顔で話す

腕を組んでれば、自分も腕を組む

まるで鏡のように振る舞います



「マッチング」は

相手の雰囲気に合わせることです



声のスピードや大きさを真似しながら

感情的に話してれば、こちらも感情的に

沈黙していればこちらも沈黙をします



「バックトラッキング」は

相手が使った言葉をそのまま繰り返すことです



「恋人と別れた…。辛い…」

と言われたら

「大変だったね…」と言うより

「恋人と別れたんだ…。それは辛いね…」

と返した方が、相手に共感していることを

示せます



無理に他の言葉に言い換えず

相手が使った言葉を、そのまま使うのが

ポイントです



これらのペーシング技術は

慣れないうちは

ぎこちなくなると思います



あまりにも露骨すぎたり

ペーシングを意識し過ぎて

逆におかしな振る舞いをしてしまうこともあるので



最初は

返答に困ったり

会話が上手くいってないと感じたら

使ってみる程度で良いと思います



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ペーシングが上手く出来れば

相手の信頼を得ることは

難しくありません



他にも相手の価値観や

ルールなどに合わせることで

相手はどんどん心を開いてくれます



しかし、ここまで聞いて

ペーシングに拒否感を感じた方も

いるのではないでしょう



相手の反応を意識して会話するのは

演技をしているようで嫌だと



それはもっともな考えだと思います

元はカウンセラーなどが使う技術なので



相手に好かれる為に

自分の気持ちに嘘をついてやっても

いずれボロが出るでしょう



そのような目的で使うことはオススメしません



使う場面は、あくまでも

話を聞いてあげる時や

相手を慰める時です



自分の為ではなく

相手の為に使おうと思った時

ペーシングは最も効果を発揮します



聞き上手な人は好かれるとはよく言いますが

ペーシングはあなたが信用を得ると同時に

相手が気持ちよく話せる技術なのです